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心が折れる

「おばちゃんの心を折ったらあかんと思って、否定しなかった」
カフェで近くの席からふとこのことばが聞こえてきました。
そして昨日、ある新聞の記事の見出しに
「心が折れた」(救急医療現場の医師) とありました。

この成語はまだ日本語国語辞典には出ていないのですが、インターネットの新語辞書
(http://www.kw-guide.jp/index.html)にはあります。

意味はわかりますが、どうも座り心地の悪い成句です。
なぜ、しっくりこないのか・・・

「心」は物理的に折ることができないからでしょうか。
慣用表現の「~が折れる」の例は
・骨が折れる
・腰が折れる
・相手が折れる など
これらは本当に折ることができ(できそう)ます。
「翼の折れたエンジェル」という歌の歌詞があったのを思い出しました。

語源は格闘技界だそうですが、ただ「くじける」といより「精神的な」ニュアンスを付け加えた表現に思います。
カフェで聞こえたきたのは、20代前半の女性が言ったことばです。
この使い方は「傷つける」という意味だと想像しています。
早くも使い方のバリエーションが出てきているんですね。

個人的には好きな表現ではなく私が使うことは今のところありませんが、オリジナルはうまい比喩表現だと思います。
定着しそうな予感・・・



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ゆる可愛い

こなれたカーゴをゆる可愛くはくのが気分

これはある通販カタログの商品説明です。
「ゆる可愛い」をぐぐってみると、なんと720,000件ヒットしました。
「ゆる」と「可愛い」にヒットしているだけのものもあると思いますが、けっこう使われていることばなんですね。
ファッション用語として使われているようです。

「ゆったりとした服で、なおかつ可愛い」という意味だと想像できますが、私はこのことば好きになれません。
それと「はくのが気分」の後ろの省略も気になります。

あえて、このコピーを誰にでもわかる日本語に直すと
「この夏は、はきなれたカーゴをゆったりと可愛くはく・・・」
となるのでしょうか。
これじゃ、売れないですか?

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Author:隊長
台湾で日本語教師をしています。
中国語に悪戦苦闘の毎日を送っています。

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